クラリセージの魅力

クラリセージは、イタリアやフランス、ロシアなどが主な原産地のシソ科の2年草で、日本ではオニサルビアと呼ばれています。
種から採取される粘液は中世時代から目の疾患を治療する民間療法に用いられており、現在では、花と葉の部分から抽出されたオイルが、香料やアロマテラピーに利用されるなど、実用性の高い植物といえます。

この植物から抽出したアロマオイル(精油)は、香料としても利用される酢酸リナリルとリナロールを主成分としています。
これらの成分が醸し出す心地良いフローラル香りは、リラックス作用や鎮静作用をもたらしてくれるので、イライラや焦燥感を鎮め、心の落ち着きを取り戻させてくれるとともに、気分の落ち込みも緩和してくれます。
また、これらの成分には鎮痛作用もあるとされているので、筋肉痛や疲労回復にも効果的です。

一方、この植物の精油には、スクラレオールという成分が含まれています。
スクラレオールには、女性のホルモンバランスの維持に大切なエストロゲンのような働きをするので、この精油をアロマテラピーで使えば、ホルモンバランスを整えてPMS(月経前症候群)や生理痛、更年期障害などの症状を緩和する効果が期待できます。
ただし、スクラレオールは、胎児に悪影響を与える危険性が指摘されているので、特に妊娠中の女性は使用前に主治医に相談してみましょう。

なお、高いリラックス効果をもたらす精油には、使用後に集中力の低下が生じる可能性が指摘されているので、車の運転や危険を伴う機械の操作などは控えるべきです。
また、この植物の精油とアルコールを併用すると吐き気が生じることもあるので、お酒が好きな方には不向きです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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